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2005年01月29日
パリの水は硬かった?
「パリの硬度を調べてこい」
ボスから、シークレットな命令を受けたのは、つい昨日のことだった。
その情報を求めて降り立ったのは”日本のパリ”こと川崎。
岡田屋モアーズ川崎店6F、ブクオフ雑誌コーナーに、その機密文書は隠されていたのであった。
「ソトコト・・・2004.9・・・DH25・・・」
解読不能な暗号を解き明かすと、パリの硬度が浮かび上がってきた。
今回の任務も無事に完了したのである。(つづく)
さてさて、話を普通に戻しましょうかね。
ある大事な方に「パリの硬度を調べて欲しい」と依頼されたのです。
「硬度探偵・ゴルゴ」と言われるほど、狙った獲物は逃さないスパイダーなアタクシでも、今回はさすがに見つからないかも・・・と、ちょっとビビッてしまったわ。
だって、古くてしょぼ〜いカビの生えたような文献じゃなくて、フレッシュな情報が欲しかったけど、パリに知り合いなんて1人もいないわけ。
そしたら今日、たまたま行った川崎で、ふらっと寄った古本屋の、ぱっと目に留まった雑誌を開いたら、そこにパリの硬度が載ってたんだもん。ビックリ!
目には見えないけど、インスピレーションという妖精さんがいて、頑張ってる良い子にはご褒美をくれるんだなぁ・・・
その雑誌ってのが、ソコトコという名前のマニアックなエコ系雑誌。2004年9月号ね。
パラッと開いたページに出てたのが
「パリの硬度は25DH」
って表現。ヨーロッパでは、まだドイツ硬度が主流なのかしらね。
ここで、解説しよう!
硬度には、アメリカ硬度とドイツ硬度があるの。(マイナーなのにはフランス硬度とかもあるらしい)
日本で今メジャーなのは、アメリカ硬度の方ね。
例えば、アメリカ硬度でいうと、日本の水道水の硬度平均値は60ppm。(=60mg/リットル)
1リットルのお水の中に、60ミリグラムの硬度(カルシウム+マグネシウム)が溶けてるってこと。
ちなみに日本の水道法では、硬度300以上は水道水として認められてません。飲むとお腹壊すぞ〜って。
ドイツ硬度1 = アメリカ硬度17.8
これ重要なんで、覚えておきましょう。アタイもちょっと忘れてたから自戒も込めて(^_^;)
パリの硬度はいくつになるかというと・・・
25×17.8=445!
エビアンが約300だから、1.5倍くらいはあるねぇ。大変な数値ですわ。
この本に出てる記事によると、パリっ子の85%は水道水を飲まないで、ボトルドウォーターを飲んでるんだって。
もちろん硬度が高いってだけで、他の有害物質が入ってなければ、全然飲めるのよ。
日本で今手に入る超硬水・クールマイヨールなんて、硬度1600もあるもんね。
でもね、そんなお水を沸かしたら、ヤカンはガリッガリの石灰だらけになるってばよ。
(ヤカンが余ってる方は、ぜひ実験してみよう♪)
あと、お風呂も大問題!
シャワーを浴びてても、カルシウムでゴーリゴーリとこすられてるような、痛いことになりそう。
そのまえに、シャワーの穴が目詰まりするかな。
石けんなんて、確実に無理!ココナツ100%コールドプロセスのMASACOでも無理!
(面の皮が厚い方は、ぜひ実験してみよう♪)
日本でも、硬度が水道法ギリギリの300弱な地域があって、そこで生活してるお宅を拝見したことがあるけど・・・お風呂場もお台所も、凄まじかったよ〜。
「ちゃんとお掃除してますよね?」
って、素人さんなら思わず失礼な質問をしてしまいそうなくらい、水垢で真っ白。
そこに石けんを使うと・・・あれだよ。「石けんカスバリア?」ってコマーシャルでもあるじゃない。もうカビカビなのね。
パリとか、そういう高硬度エリアだと、軟水器が無いと生きていけないでしょ。少なくとも電気で湯沸しするつもりなら、そこだけでも軟水使った方がいいと思う。
体洗うのは・・・石けんは諦めた方がいいだろうね。無難にアミノ酸系をオススメします。
投稿者 tururiko : 2005年01月29日 00:00
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